newmo株式会社
newmoは、「利用者視点に立ったサステナブルな地域交通」の実現を目指しています。2024年7月より運行を開始した日本版ライドシェアについても、地域を支える重要な交通手段と捉えています。
newmoは、誰もが安心・安全にご利用いただけるライドシェア体験を提供していきます。同時に、地域の移動の足を支えるドライバーの皆様が安心して働くことができる環境づくりを推進していきます。
本ページでは、newmoの安心・安全に関する取り組みについて紹介します。
日本におけるライドシェアの現状
「ライドシェア」とは、一般のドライバーが自家用車など業務用以外の車で、有償でお客様を運ぶ仕組みです。日本国内では2025年4月より「日本版ライドシェア(自家用車活用事業)」が開始され、タクシー会社の管理のもとでのみ運行が許可されています。ドライバーの管理や安全対策についても、高い安全性を求められる日本のタクシー業界と同等のレベルが運営各社に求められており、諸外国のライドシェアとは大きく制度が異なります。
1. ライドシェアドライバーの選考・教育
①ライドシェアドライバー選考基準の徹底
ライドシェアドライバーは、お客様を安全に目的地までお届けする重要な役割を担います。そのため、ライドシェアドライバーの採用において、国が定めた基準を前提に、明確な基準を持ち選考を行っています。 選考基準は人物、車両状況、運転技術の3点で、それぞれを判断するために、面接、車両点検、実際の車を使った運転技術確認、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)での適性診断受講などの実施を行っています。 特にNASVAでの適性診断では、その方の運転のクセをさまざまな方法で測定し、クセに応じたアドバイスを行います。
②オンラインとオフラインを織り交ぜた研修の実施
面接を通過された方には、安全な運行に向けて、newmoが準備する研修を受講いただきます。国土交通省の定める講習内容を学び、理解度の確認も実施いたします。 具体的には、運行にあたり注意すべきこと、アプリの使い方、接客対応方法、車両管理や日常点検の方法、緊急時の対応方法、ライドシェアドライバーの身を守るための防犯対策などがあげられます。
また、初めてライドシェアドライバーとして稼働する直前には、運行前サポートとして研修内容の総復習を改めて行い、実際の稼働を安心して迎えられるようサポートいたします。
③運行前後の点呼の実施
ライドシェアドライバーとして運転する前には、毎回運行管理者(補助者含む)による点呼を行っています。
生体認証による本人確認を実施後、ビデオ通話で顔を合わせ、体調や稼働前の十分な休息の確認、アルコールチェックや体温の確認を行います。
特にアルコールチェックについては、全てのライドシェアドライバーに検知器を貸与し、点呼時に本人であることを確認しながら実施しています。血液中のアルコール度数が0.00mg/mLであることが確認できない限り、稼働することはできません。
また、運行終了後も、同様の点呼を行い、再度のアルコールチェックはもちろん、その日の稼働の中で事故につながる可能性がある運転がなかったか等の確認と振り返りを実施しています。
2. 万が一の事故に備えた対応
①ドライブレコーダーの貸与
ライドシェアドライバーに対して、車内外を録画できるドライブレコーダーを貸与しています。これにより、トラブル時の状況把握を迅速化し、適切なサポート体制につなげるだけでなく、今後同様の事故を起こさないためのノウハウの蓄積に役立てます。
②事故発生後の再教育プログラム
事故が発生した場合は、当該ドライバーの稼働を停止し、交通安全に関する再教育を行う仕組みを構築しています。
事故の内容に応じて、オンライン研修の再受講や事故再発防止研修の受講などを行い、再稼働までの再教育を行う他、再稼働の禁止、契約の終了など厳格な対応も行います。
3. 万が一の事故発生時には保険のサポート
日本版ライドシェアの運行においては、タクシーと同等の管理運営体制が定められており、損害賠償についても対人8,000万円以上及び対物200万円以上の任意保険もしくは共済への加入が義務付けられています。
参照) 国土交通省 物流・自動車局 「法人タクシー事業者による交通サービスを補完するための地域の自家用車・一般ドライバーを活用した有償運送の許可に関する取扱いについて」 https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001751330.pdf
nemwoにおいても、事故発生時には乗客・ドライバー・関係者の各者に対して責任を持って対応いたします。
ライドシェアドライバーとして稼働中に事故が発生した場合には、ライドシェアドライバーからnewmoサポートチームに迅速に連絡できる事故報告窓口を準備しています。
また、newmoは東京海上日動の1時間単位の日本版ライドシェア向け保険「移動サービス事業者向け自動車保険」に加入しています。また、東京海上日動にて、newmo専用の事故対応体制を構築しています。
<補償内容> 対人・対物賠償責任補償に加え、人身障害補償やロードアシスト(事故発生時のレッカー搬送費用補償など)が含まれ、幅広いサポートを提供します。
参照)newmo、東京海上日動と提携し1時間単位のライドシェア保険を導入。さらに東京海上日動にてnewmo専用の事故対応体制を構築 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000137033.html
4. ライドシェア利用者へのサポート体制について
ライドシェアの運行時間中、迅速に対応できるサポート窓口を構築しています。
<ライドシェアご利用者の方へ> newmoのライドシェアドライバーの車両にてトラブルが発生した場合、状況の特定のため、まずご利用の配車アプリのサポート窓口へのご連絡をお願いいたします。必要に応じて、配車アプリ運営者と連携し対応いたします。
<ライドシェアドライバーの方へ> 以下のnewmoライドシェアドライバー専用窓口よりご連絡ください。 https://newmo-group-service-help.zendesk.com/hc/ja/requests/new?ticket_form_id=36348926995225
<その他のお問い合わせ> 以下の窓口より、お問い合わせ内容を選択してご連絡ください。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe4h-vaRtZUiHFwcYpqK3j0n3PcWLrB2AheNZloqtVfxXCP0w/viewform
以上
※本ページの内容は随時更新いたします。